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糖尿病について

■ 糖尿病とは

糖尿病とは、血液中のブドウ糖(=血糖)が高い状態が続く病気です。のどが渇く、水分を多く飲む、尿の量が多いなどが典型的な症状ですが、初期には症状が出ないことがほとんどです。症状がないからといって、放っておいてはいけません。高い血糖値が続くと、何も症状がなくても、合併症が進んでしまいます。合併症の発症や進行を防ぎ、健康な人と変わらない日常生活を過ごしていただくことが、糖尿病治療の目標です。



■ インスリンと糖の流れ

体内には血糖を上げるホルモンと下げるホルモンがあり、インスリンは血糖を下げることのできる唯一のホルモンです。インスリンはすい臓から出され、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り込み、血糖値を下げるのです。肝臓、筋肉、脂肪組織などに取り込まれたブドウ糖はエネルギー源として利用されたり、脂肪となって蓄えられます。





■ 疫学

2017年の厚生労働省の国民健康・栄養調査では、糖尿病が強く疑われる人が約1000万人、糖尿病の可能性が否定できない人が約1000万人、合わせて約2000万人にのぼります。しかし糖尿病が強く疑われる人で「現在治療を受けている」と答えた人は約4分の3に過ぎず、大きな問題となっています。



■ 分類

● 1型糖尿病

すい臓のインスリンを作り出す細胞(ベータ細胞)が破壊されてしまうタイプの糖尿病です。インスリンの出がほとんどなくなり、生きていくためにインスリン注射が必須となります。血糖値の変動が大きいことが多く、糖尿病専門医によるきめ細やかな対応が必要です。

● 2型糖尿病

日本では95%以上を占めます。「インスリンの出が悪い」要素と「インスリンの効きが悪い」要素の両方を持っていることが多く、どちらの要素が多いかは人によって異なります。2型糖尿病になるかならないかは、遺伝因子(生まれつきの体質)と環境因子(過食・運動不足・肥満・ストレスなどの生活習慣および加齢)の両方の因子で決まります。体質は変えることができないので、ご家族に糖尿病の方がいる場合は、生活習慣をより気を付けなくてはいけません。


■ 境界型

境界型には「糖尿病に移行しやすい」、「食後の血糖値が高いと動脈硬化が進みやすい」という問題点があります。糖尿病に準じて生活習慣の改善を行い、定期的なブドウ糖負荷試験を受ける必要があります。



■ メタボリックシンドローム

内臓脂肪の蓄積に加えて、脂質異常・高血圧・高血糖の3項目のうち2項目以上を満たす時にメタボリックシンドロームと診断できます。動脈硬化が進みやすいため、生活習慣の改善により内臓脂肪を減らすことが大切です。




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